室長あいさつ

令和3年1月よりIR室准教授(室長)を拝命しました森野勝太郎(もりの・かつたろう)です。私は平成8年(1996年)に滋賀医大を卒業した16期生です。卒後は本学糖尿病内分泌・腎臓内科で主として糖尿病診療に従事する傍ら、「代謝」「ミトコンドリア」をテーマに研究を行ってきました。ご縁があり、学内で異動させていただきました。

Institutional Research Office(IR室)は近年になって各大学で設置が進んでおりますが、その役割は多様です。本学では、IRに関する事務を担当していた企画課(総務企画課の前身)を、2017年2月に「企画(IR担当)課」と名称変更し、IRを担当する部署として明確化を行い、学内情報の収集や外部評価に対する対応を開始しました。2019年4月に、学長直下の組織として「教学活動の評価のみならず研究・臨床、財務を含めた大学運営の活動評価を行う」ことを目的としてIR室が設置され、初代室長には辻喜久先生が就任されました。私は辻先生の異動に伴い、2021年1月より引き継がせていただきました。

本学の理念は、「地域に支えられ、地域に貢献し、世界に羽ばたく大学として、医学・看護学の発展と人類の健康増進に寄与すること」です。私の考えるIR室の役割は、学内の様々な情報を分析し、PDCAサイクルを回りやすくするとともに、組織運営の中で有効な改善案を策定し、より大きなOutputに貢献するとともに、業務の効率化を推進する事だと考えています。さらには、学生、企業、医療機関、地域など外部の方々に情報発信する事により、本学のサポーターを増やす事だと思います。

長年お世話になった滋賀医科大学に対する愛着が人一倍あります。本学に入学・入職された方々が、たとえ本学を離れた後も、「滋賀医科大学っていいよね」と思い続けていただける大学になるように、微力ながら貢献していきたいと思っています。

森野 勝太郎

Morino Katsutaro

IR室 室長(准教授)

経歴

平成8年 3月

滋賀医科大学医学部 卒業

平成8年 5月

滋賀医科大学医学部附属病院 旧第3内科 医員(研修医)

平成10年 4月

滋賀医科大学大学院医学系研究科博士課程 入学

平成14年 3月

同上 修了

平成14年 4月

Yale University, Howard Hughes Medical Institute, Associate

平成18年 7月

滋賀医科大学医学部附属病院内分泌代謝内科 医員

平成22年 8月

同 糖尿病内分泌内科 助教

平成23年 4月

同 医師臨床教育センター 副センター長(併任)

平成27年 9月

同 糖尿病内分泌内科 講師(学内)

令和3年 1月

滋賀医科大学IR室 准教授(室長)

令和3年 2月

滋賀医科大学 学長補佐(大学改革担当)